薬剤師のいる薬局と調剤薬局
病院の近くなどに店舗を構えていて病院から処方箋を提出する薬局を調剤薬局と呼ぶことも有ります。
ですがよくよく考えてみれば、薬局であれば、原則として調剤ができます。
逆に言えば調剤のできない薬局は薬局ではありません。
ということは実質的には薬局イコール調剤です。
従って調剤薬局と言うのは、厳密に言うならちょっと不自然な呼び方になります。
あくまで厳密に言えば、ということですが。
従って多くの人がこの言葉のちょっとした矛盾に気がついていないかと思います。
そういった事情があるので、もし「調剤薬局」という名称が通用していると、それでは「薬局」と「調剤薬局」がまるで別の形態であるかのように誤解される恐れがあります。
先ほども紹介したように、調剤を行なうところが即ち薬局です。
薬局では全て調剤業務を行っています。
従ってそうした誤認、誤解を防ぐために、法的強制力は無いのですが、新規の薬局が開業する際には、「調剤薬局」という名称を避けることが求められているそうです。
私達が普段何気なく「薬局」という言葉を使用していて、同時に上に挙げた「調剤薬局」も、実際のところ私達の多くが目にしたことが有るかと思います。
実に微妙な言葉の違いですが、実際には非常にデリケートな問題を含んでいると言えます。
今度皆さんが何処かで「薬局」と言う言葉を聞いたり、或いは「調剤薬局」という言葉を目にしたならば、皆さんもこうした違いを思い出してみてください。
2011年11月19日 |
カテゴリ:薬剤師